大雄会は2021年12月、手術支援ロボット「da Vinci (ダヴィンチ)Xi」を導入しました。ダヴィンチの導入により、より高精度で患者さまの体への負担が少ない手術が可能となりました。現在は泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科、婦人科において、主に悪性腫瘍を対象に手術を実施しています。
ロボット支援手術とは
ABOUT ROBOT-ASSISTED SURGERY
低侵襲ロボット支援手術
低侵襲ロボット支援手術は患者さまの負担が少ない腹腔鏡手術と同じようにいくつかの小さな切開部を作り、外科医の操作に従って内視鏡・メス・鉗子を動かして行う内視鏡手術です。
低侵襲手術支援ロボット
ダヴィンチ(daVinci)
サージカルシステム
ダヴィンチは、低侵襲技術を用いて複雑な手術を可能とするために開発されました。高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像の下、人間の手の動きを正確に再現する装置です。医師は鮮明な画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具(鉗子)を使用し、精緻な手術を行うことができます。ロボット支援手術は完全に医師の操作によって実施されます。
ダヴィンチとは
da Vinci Xi
ダヴィンチは
「サージョンコンソール」
「ペイシェントカート」「ビジョンカート」の
3つの機器によって構成されています。
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サージョンコンソール
医師がコンソールの操縦席に座り、3D画像を見ながら手元のコントローラーを操作します。
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ペイシェントカート
カメラと手術器具を取りつけたロボットアームに、コンソールからの動きが伝わります。
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ビジョンカート
モニターに手術中の画像が3Dハイビジョンで映し出され、手術スタッフも同じ画像が共有されます。
ダヴィンチは医師の手の動きを、
より細かく精密な動きに変換します。
低侵襲ロボット支援
手術の特長
POINT
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体への負担が少ない
数カ所の小さな切開部から手術を行うため、傷が小さく出血も抑えられます。手術後の回復が早く、患者さまの負担が軽減されます。
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鮮明な3D(3次元)
画像コンソールモニターには高画質で立体的な3Dハイビジョンシステムの手術画像が映し出されます。
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精密な動きを再現
医師がロボットアームに装着されている鉗子やメスを操作します。ダヴィンチの鉗子は人間の手より大きな可動域と手ぶれ補正機能を備えています。
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低侵襲ロボット
支援
手術の実績ダヴィンチは今日までに世界中で約850万人(2020年末時点)のさまざまな外科手術で使用されています。
対象疾患
TARGET DISEASE
- 前立腺がん
- 腎がん(腎臓がん)
- 腎盂尿管がん
- 腎盂尿管移行部狭窄症
- 肺がん
- 転移性肺腫瘍
- 縦隔腫瘍
- 胸腺腫(重症筋無力症)
- 大腸がん
- 直腸がん
- 良性子宮疾患(子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜増殖症、 子宮頚部異形成、分葉状内頚部腺過形成など)
お問い合わせ・ご相談
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外来診察時にご相談ください。
よくあるご質問
Q&A
ロボットによる手術は怖い気がします。
ダヴィンチ手術は、認定資格を取得し、トレーニングを積んだ医師によって行われます。医師をサポートするのがロボットの役割で、ダヴィンチ自身が勝手に動作することはありません。
医師がロボットを活用し、より精緻に行う手術とお考えください。
大雄会は、
ダヴィンチの導入により
さらに高度で、
先進的な医療を提供します。