2018年10月24日
イベント・セミナー脳神経外科・秋医師が丹陽公民館にて「脳卒中について」の教養講座を行いました
平成30年10月23日(火)、脳神経外科・秋医師による「脳卒中について」と題した講演会が丹陽公民館において実施されました。
大雄会として毎年恒例となっている丹陽連区での講演会は、晴天にも恵まれ65名の参加がありました。
講演内容は、脳卒中の中でも「脳梗塞」、「脳出血」、「くも膜下出血」の3つについて、最新の治療方法を映像で説明し、スライド活用した丁寧な説明がありました。秋医師の身近な例えやクイズ形式にした参加型の内容で終始笑顔の絶えない会になりました。
脳卒中では、日常生活の中で些細な異変に注意すること、特にキーワード「FAST=F(顔)、A(腕)、S(言葉)、T(受診)」が早期発見につながり、後遺症やその後の生活に大きく関わる事から、異常を感じたら躊躇する事無く「119番」への電話や、病院へ連絡することが重要との話がありました。
また、日々の暮らし中で、高血圧・糖尿病・糖質異常・喫煙ほか「日頃から規則正しい食生活を心がける」といった自分自身で病気に対して予防できることも強調されました。
質疑応答では、多くの方から自身の悩みである頭痛の相談なども出ました。秋医師からは、「大雄会は24時間365日専門医が常駐する体制をとっている為、異変があったらいつでもご相談下さい!」と力強い励ましがあり、参加された皆さんの安堵の表情も見られました。
大雄会では、今後も市民の方の関心が高いテーマで、医師の実例を元に親しみやすい講演会を積極的に行ってまいります。
イベント名
丹陽中部老人会 教養講座
演題目
「脳卒中について」
講師
総合大雄会病院 脳神経外科診療部長 秋 達樹 医師