2024年10月21日
お知らせ泌尿器科診療部長・髙木公暁医師の論文が医学雑誌「Cureus」に掲載されました
泌尿器科診療部長・髙木公暁医師の論文が医学雑誌「Cureus」に掲載されました。
【掲載誌】
Cureus 16(10): e71839. DOI:10.7759/cureus.71839
【掲載タイトル】
Robot-Assisted Surgery and Multigene Panel Testing for Pheochromocytoma and Paraganglioma Syndrome
(褐色細胞腫・パラガングリオーマ症候群に対するロボット支援手術及び遺伝子パネル診断)
【概要】
褐色細胞腫と傍神経節腫は遺伝性症候群、特に多発性内分泌腫瘍症2A型に関連するRETなどの遺伝子が関与する症候群を伴うことがあります。遺伝子検査は、これらの疾患の診断、治療戦略の指針、罹患家族への早期介入などにおいて重要な役割を果たします。
本症例報告を通して、特に遺伝性症候群が疑われる場合、褐色細胞腫および傍神経節腫の患者さんに対する包括的な遺伝子検査の重要性が強調されています。遺伝的探索により、遺伝性褐色細胞腫および傍神経節腫の患者さんに対する個別治療と転帰の改善が期待できます。