新着情報

2022年10月19日

お知らせ

手術室検査技師・日比野由香さんの論文が雑誌「病院羅針盤」に掲載されました。

総合大雄会病院手術室の看護部検査技師・日比野由香さんの論文が雑誌「病院羅針盤」に掲載されましたのでお知らせします。

掲載誌:「病院羅針盤」2022年10月1日号
発行:産労総合研究所
雑誌「病院羅針盤」サイトはこちら

誌面コーナー:健康経営を支える働き方改革

【タイトル】
手術室待機回数を減らす!~2年にわたる活動の報告~

【概要】
2020年度4月、当院手術室では多い人で一人当たり10回/月の待機を行っており、スタッフからは多すぎると不満の声が上がっていました。呼び出しが重なるとスタッフの疲労は蓄積し、連続勤務を避けるために休みを与えると予定手術の人員確保に影響がでるなど様々な問題が出ていました。スタッフの過度な負担軽減、患者様へ安全な医療の提供、円滑な手術室運営などの目的から2020年度よりTQM(Total Quality Management)活動の一環として待機数減少に向けて取り組みを行いました。
総合病院、第一病院と2か所ある手術室を1つの部署として統合、スタッフ教育の再構築、待機表の作成方法の見直しなど2年に渡る活動の結果、活動前平均8.3回の月間待機回数を2022年の5月には平均5.9回と減少させることができました。
医療職の人材不足が叫ばれる昨今、今いるスタッフの能力を最大限生かしつつ、ここで働きたいと思われる職場づくりを行っていくことが今後も必要だと考えます。

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