2022年10月03日
お知らせ南海トラフ地震に備えた大規模災害訓練を実施しました
社会医療法人大雄会では、10月1日(土)に南海トラフ地震に備えた大規模災害訓練を実施しました。
愛知県災害拠点病院(地域中核災害医療センター)である総合大雄会病院をはじめ、大雄会第一病院、老人保健施設アウンなど複数の施設で行われ、一宮市内で最大震度6弱が発生した想定において、災害対策本部の設置、病院・施設内の被災状況や情報収集、負傷者が病院に運び込まれた際の対応や、限りある医療資源で入院・入所の方へどのように対応するかなどについて訓練を行いました。
総合大雄会病院の1階ではトリアージエリアを設置し、模擬患者の出血、脈、全身状況などから軽症や重症等を振り分け、医師・看護師が初見で診断した後、別の階にある災害対策本部が入院・手術等の判断をするといった連携を実施しました。
模擬患者役には、一宮研伸大学の看護学科の学生がボランティアで参加いただきました。
今回の訓練は、厚生労働省DMAT(災害派遣医療チーム)事務局の大規模地震時医療活動訓練とも連動し、愛知県災害対策本部からの要請を受けた福岡県の福岡記念病院DMATが到着して、患者搬送の支援を受けるシミュレーションも実施されました。