MC課・永田ここのさんの論文が、日本医療秘書学会学会誌「Medical Secretary VOL.18 NO.2」に掲載されました。

【掲載誌】
Medical Secretary VOL.18 NO.2

【タイトル】
テンプレートを用いた業務時間の削減

【概要】
2024年に医師の働き方改革（医師の時間外労働の上限規制）が適応されます。それにあたり、医師の事務作業を医師事務作業補助者へタスクシフト/シェアを行うことが必須となります。そのためには、医師事務作業補助者が医療の質を落とさず、かつ効率的に作業を遂行することが第一前提となります。
本研究では医師事務作業補助業務のうち、National Clinical Databaseへの登録業務(NCD登録)に焦点を当て、通常の登録作業にかかる時間と、新たに作成した「呼吸器外科テンプレート」を用いた登録作業の時間を比較したものです。
NCD登録時間は従来の登録時間と比較し、テンプレートを用いた場合、有意な時間短縮が得られました(P<0.001)。さらに他職種との正確な情報共有ができるだけでなく、テンプレートを使用する事により、医師が診療情報を得る時間の短縮にも寄与し、更なるタスクシフトが可能になったと考えられました。

【掲載情報】
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