2021年11月08日
お知らせ大雄会医科学研究所の成瀨有純さんが学会でGlobal Investigator Awardを受賞しました
大雄会医科学研究所・臨床検査技師の成瀨有純さんが、2021年9月30日-10月2日にオンラインにて開催されたLMCE 2021 (Laboratory Medicine Congress & Exhibition) & KSLM 62nd Annual Meetingにおいて、Global Investigator Awardを受賞しました。
LMCEとは韓国で開催されている臨床検査医や臨床検査技師が多く参加している学会で、臨床検査について様々なテーマを幅広く取り上げている学会です。
【演題名】
“Methylation Analysis using the Ion AmpliSeq Methylation Panel for Cancer Research in Bladder Cancer”
(膀胱がんにおけるIon AmpliSeq Methylation Panel for Cancer Researchを用いたメチル化解析)
次世代シーケンサー※1にて遺伝子パネル検査を用いてDNAメチル化※2解析を行ったので、得られた結果について報告しました。
今回は使用経験をまとめた内容を発表しましたが、今後はさらに詳細に検討を行い、がんの診断に有用なマーカーの検索などに努めたいと思います。
※1.次世代シーケンサー:短時間で大量の遺伝子配列の情報を得られる最新の技術。
※2.DNAメチル化:遺伝子発現を調整する機構の一つ。がんをはじめとする様々な疾患に関与することが知られています。