2021年09月06日
お知らせ口腔外科・牧原弘幸医師の論文が「日本口腔外科学会雑誌 67巻7号」に掲載されました
総合大雄会病院・口腔外科の牧原弘幸医師の論文が、「日本口腔外科学会雑誌 67巻7号」に掲載されましたのでお知らせします。
【論文タイトル】
舌癌術後経過観察中に生じた構音・嚥下障害により診断にいたった胸腺摘出後重症筋無力症の1例
【概要】
構音障害・嚥下障害が発症した場合は耳鼻科を受診されることが多いですが、舌癌患者さまは罹患部位を切除することにより、嚥下機能や構音機能に影響が生じます。
今回は術後の機能障害はみられませんでしたが、経過観察中に嚥下障害・構音障害の訴えがあったことから早期の診断に結びつけることができた症例を発表したものです。これは、患者さま自身が小さな問題だと思っていても、医療者に相談しやすい関係性を構築できた結果だと考えています。
口腔外科ではよりよい治療はさることながら、患者さんとの信頼関係の構築にも努めて参ります。