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スタッフ紹介

新人看護師 × 先輩看護師


大雄会第一病院・5階病棟(透析・眼科・総合診療科)

先輩看護師 大田原さん(5年目)
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新人看護師 城さん


「ツラい」と思った時こそ、正直にその思いを口に出せるような環境づくりが大切だと思っています。

―― 先輩看護師 大田原さん

漠然とですが「患者さまの思いに応えたい。思いを尊重したい」という気持ちが芽生えてきました。

―― 新人看護師 城さん


5階病棟(透析・眼科・総合診療科)を希望した理由

大田原さん(以下「大」):城さんはどうして5階病棟(透析・眼科・総合診療科)を希望したの?
城さん(以下「城」):3ヶ月間いろいろな病棟をローテーションしたのですが、個人的に「回復期でじっくり患者さまと向き合える環境が良いかな」って思いました。
大:急性期の病棟も経験した?
城:はい、5月に。でも毎日忙し過ぎて「ちょっとついていくのが難しいな」って(苦笑)。

大:私の場合、最初の4年間は透析センターの配属でした。だから、病棟に移ってまだ1年ほどしか経験がありません。病棟勤務のスタイルに慣れるのにはもうちょっと時間がかかりそうだし、でも、城さんのプリセプター(先輩看護師)として教育指導もしなきゃいけないので…。正直、手探り状態の毎日ですね。
城:病棟への異動は希望を出されたんですか?
大:そうですね。透析に特化した業務も楽しかったのですが、将来的なことを考えると「透析以外のところでも活躍できるように」という思いがありました。

大雄会を選んだ理由

大:大雄会を選んだ理由は?
城:就職活動の時に学校の就職担当の先生に相談したんです。「家から近くて、待遇面が良いところってありますか?」って。答えは「それなら大雄会しかないね」でした(笑)。
大:そうなんだ(笑)。私は「新人の時は三次救急の総合病院で働きたい」という思いがあって大雄会を選びました。城さんの言う通り、待遇面や福利厚生も充実しているし、資格取得などのサポートが手厚いところにも惹かれましたね。
城:休みも取りやすいですよね。
大:そうですね。看護部全体で「休日はしっかり取ろう」という体制や雰囲気づくりをしてくれてますよね。あと、個人的には「2交代制」というのも大きな理由です。「3交代制だと大変そうだな」と思っていたので。
城:入職してより実感しましたが、新人看護師の教育体制がすごく充実しているのも選んで良かったポイントです。ローテーションでいろいろな部署を見て回れますし、実際の教育に関しても、映像や資料を使ってわかりやすく説明していただきながら、段階を追って無理なくご指導いただけるので、すごくありがたいです。他の病院に勤める友達に話を聞くと「いきなり希望もしていない病棟に配属になって、『あれやって』『これやって』って仕事を丸投げされる」なんて話も聞きましたから…。
大:それだとすぐに嫌になっちゃいますよね。私もプリセプターとして、とにかく「新人看護師が相談しやすい環境」というのを一番に意識しています。特に「ツラい」と思った時こそ、正直にその思いを口に出せるような環境づくりが大切だと思っています。
城:大田原さんをはじめ、みなさん本当にやさしく接してくれるし、つねに「大丈夫?」「困っていることない?」って気遣ってくださるので、新人看護師にとってはこの上ない雰囲気だと思います。
大:知識や技術は時間をかけてゆっくり覚えていけば良いですから。まずは、身体的にも精神的にも、1年間無理なく続けられるように導いてあげることが、プリセプターとしての最大の使命だと考えています。

実際に現場で働いてみて

大:入職して3ヶ月ですが、実際に現場で働いてみてどうですか?
城:当然ですけど、先輩方のスゴさに感服しています。何をするにしても丁寧だし、でもスピード感があるんですよね。経験の差だとは思いますけど「なんであんなにスムーズに仕事を進められるの!?」ってびっくりしながら、そのスキルを何とか盗めるように努力しています。
大:それでも、だいぶ患者さまの対応が上手になってきているように思いますよ。
城:ありがとうございます。少しずつですけど、毎日何かしらの成長を感じられるようにがんばります!
大:将来「こんな看護師になりたい」というイメージはある?
城:そうですね…。漠然とですが「患者さまの思いに応えたい。思いを尊重したい」という気持ちが芽生えてきました。大田原さんは?
大:私もそろそろ次のステップを考える時期なのですが、具体的にはまだないかなぁ…。とりあえずはもう少し病棟看護師として経験を積むことですね。その上で、何かしらの専門分野を深く追求していけたらと思っています。今のところ、私の強みは「透析」なので、それを極めるのも良いですし、全く違うジャンルにも興味が持てれば…って感じですね。
城:私も将来的には認定や専門看護師の資格に挑戦したいです。
大:プリセプターと言えど、私もまだまだ看護師としては駆け出し。城さんの教育担当をしながら、一緒に成長していけたらと思っていますので、これからもがんばりましょう! ところで、どうですか? 今のところはやっていけそうな手応えを感じていますか?
城:もちろんです! こちらこそ、今後ともご指導のほどよろしくお願いします!


総合大雄会病院・南7階病棟(循環器内科・心臓外科)

新人看護師 中山さん
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先輩看護師 上堂薗さん(3年目)


「『思いやり』を理念にした看護」とおっしゃっていて、結構その言葉に惹かれましたね。

―― 新人看護師 中山さん

中山さんの「精神面のフォロー」に一番注力して取り組むようにしています。

―― 先輩看護師 上堂薗さん


南7階病棟(循環器内科・心臓外科)を希望した理由

中山さん(以下「中」):上堂薗さんはずっと循環器の病棟に勤務されているんですよね? もともと循環器に興味があったんですか?
上堂薗さん(以下「上」):循環器は患者さまの全身状態が見れるので、最初に経験するには一番良いかなと思ったんです。今後、他の病棟に異動になっても活かせることが多いかなって。
中:私も同じ理由です。看護師としての基礎というか、総合力が鍛えられると思って希望しました。どの病棟でも心疾患の患者さまがいらっしゃたので、そこを深めていきたいという気持ちもありましたね。
上:南7階は人や雰囲気が良いから、それも決め手になったんじゃない?

中:そうなんですよ! というか、どの病棟もすごく面倒見の良い方ばかりです。私たちのような新人にとって、特に人間関係とか職場環境ってすごく重要ですからね。
上:私もまだ3年目だから、わからないことがちょこちょこあるんだけど、聞けば、みんな嫌な顔ひとつせずに教えてくれますよね。忖度抜きにやさしい先輩方ばかり!

大雄会を選んで良かった点は?

上:病院選びをする時は、大雄会以外の病院も候補にしていたの?
中:そうですね。いくつか候補はありましたけど、大雄会は実習でお世話になっていたので、ずっと第一候補ではありました。あと、病院説明会に参加した時に「『思いやり』を理念にした看護」とおっしゃっていて、結構その言葉に惹かれましたね。
上:私も大雄会で看護実習をしたので、気持ちはわかります。何も知らない病院に勤めるより、ある程度、慣れ親しんだところの方が安心できますからね。
中:同じ学校出身の同期が数名いるのですが、みんな「大雄会で本当に良かったよね」って言っています。
上:へぇ。例えば、どんな部分で?
中:他の病院に行った友達の話と比べたりしていますね。例えば、新人の教育方針です。新人一人につき、上堂薗さんのようなプリセプター(先輩看護師)が一人以上ついてくれて、技術的なこととか精神面のフォローまですごく丁寧に教えてくれます。勉強があまり得意ではない私にとって、私のペースに合わせてじっくり指導してくださるところがとても助かっています。
上:私自身もプリセプターとして新人教育に携わるのは初めてなので、いろいろ至らないところがあるかと思います。何か気になることがあったら、気兼ねなく何でも言ってくださいね。「一緒に勉強していければ」と思って接していきますので。
中:はい、ありがとうございます!
上:技術や知識というのは他の看護師でも教えることができるので、プリセプターとしては、中山さんの「精神面のフォロー」に一番注力して取り組むようにしています。

看護師としての将来の目標

中:今まで看護師として働いてきて「一番成長した部分」ってどこですか?
上:タイムスケジュール管理かな。新人の頃は優先順位など考えられず、ただただ目の前のことに精一杯でした。でも今は、1日の流れだったり、次のことを予想しながら行動できるようになりましたね。「考えながら動く」ことができるようになりました。

中:先輩方を見ていると、ひとつひとつの業務を率なくスピーディにこなしていて「何でできるの!?」って不思議に感じています(笑)。どんなことが起きてもつねに冷静に対処できるところもスゴいな…って。あと、担当する患者さまが多くて一人一人に接する時間が短くても、先輩方はちゃんとコミュニケーションを取りながら、患者さまのちょっとした変化をしっかり観察できているんですよね。
上:場数を踏んでいけば自然とできるようになるので、焦らずにやっていけば良いと思いますよ。私も最初は中山さんと同じように何もできませんでしたし、そもそもまだ3年目なのでね…。正直、新人教育をするなんておこがましいと言うか、自信ゼロでやっていますよ(苦笑)。
中:いやいや、上堂薗さんも私にとっては憧れの先輩の一人です!
上:ちなみに中山さんは将来、どんな看護師になっていきたいの?
中:DMAT(災害派遣医療チーム)など、災害支援ナースの活動に興味があります。とは言え、まずは看護師としての基礎をひと通りできるようになることからですけどね。上堂薗さんは?
上:私は今いる循環器の分野をもう少し追求していきたいですね。特に心不全は気になっている分野で、当院でも治療に力を入れていますよね。だから、もう少し詳しい知識を得て、指導などにも積極的に関わっていけたらなと思っています。
中:話は変わりますけど、看護師の制服って変わらないんですか? 薬剤師さんとか他のメディカルスタッフの方は新しい制服になっていたんですけど…。
上:もうすぐ変わるみたいだよ! 看護師は数が多いからどうしても最後になっちゃったらしい(苦笑)。でも楽しみだよね。ナース服が新しくなるだけで、かなりテンション上がるもんね。
中:そうなんですね! 私も今から楽しみです!

総合大雄会病院・南6階病棟(呼吸器科)

新人看護師 川上さん
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先輩看護師 飯田さん(11年目)


「わからないことが増える」というのは、「わかることが増えた」の裏返しなんですよね。

―― 新人看護師 川上さん

もっと勉強して、よりレベルの高い看護師教育に携わっていけたらと考えています。

―― 先輩看護師 飯田さん


大雄会を選んだ理由、南6階病棟(呼吸器科)を希望した理由

飯田さん(以下「飯」):大雄会を選んだ理由は何だったんですか?
川上さん(以下「川」):系列の一宮研伸大学で学んでいたので、実習病院として馴染みがありましたし、先輩方がすごく楽しそうに働いている姿が印象的でした。もう少し実家から近い病院も考えたのですが「やっぱり慣れ親しんだところが良いかな」って。
飯:研伸大卒の看護師が結構いますからね。
川:そうですね。私の同期も数名、大雄会に入職しました。

飯:南6階は呼吸器をメインとする病棟ですが、希望を出されたんですか?
川:3ヶ月間のローテーション研修で、いろいろな部署を見て決めました。一番の理由は雰囲気の良さですね。みなさんすごくやさしそうだったので(笑)。あとは、「呼吸」という概念に興味を持ったのも選んだ理由です。呼吸って人間が生きていく上で必ず必要なのに、それを自分の意思で止めることもできるじゃないですか。それがすごく面白いなって思いました。
飯:実際に働いてみてどう?大変?
川:実習の時は受け持ちの患者さまが一人だったので、じっくりと看護ができたのですが、現場に出るとその人数が激増しますよね。そこが一番大変です。先輩方を見ていると、少なくても5名以上の患者さまを担当されていますよね? 毎日限られた時間の中で、それだけの患者さまの状態を並列に把握し、瞬時に優先順位を付けながら業務をこなせるって本当にスゴいと思います。
飯:ご家族の対応もあるから、確かに最初は大変かもしれませんね。でも、大丈夫。焦らずに、できることからやっていってください。

看護師として意識している事

川:飯田さんから見て私ってどんな印象ですか?
飯:お世辞抜きに、安心して見ていられますよ。患者さまへの声掛けも積極的に行っていますし。何より「患者さまに興味を持って接する姿勢」というのがすごく伝わってくるので、そこが良いですね。
川:ありがとうございます! あと、飯田さんは普段どんなことを意識して仕事をしているのか教えていただきたいです。
飯:「入院される患者さまの生活を崩さないようにすること」を心掛けています。もちろんどうしても制限はかかってしまいますが、その中でも、これまで当たり前のようにできていたことが「入院したからできなくなった」とならないように。そのための看護ケアをつねに意識していますね。川上さんは?

川:最近、特に意識しているのは「『忙しい』が伝わらないようにする」ことです。どんなにバタバタしていても、患者さまの「看護師さん!」の声には一度足を止め、しっかり耳を傾けて、笑顔で対応する。なかなか難しいんですけどね。
飯:私もできてない時があるので、一緒に気を付けていきましょう(苦笑)。

新人看護師を指導するにあたって大切にしていること

川:あと、新人看護師を指導するにあたって大切にしていることってありますか?
飯:一人ひとりの性格や成長スピードを見極めて、その人に合ったサポートを粘り強く続けていくことですね。同じ新人看護師と言えど、何でもすぐに覚えられる子もいれば、ひとつずつ丁寧に教えていった方が伸びる子もいます。良い・悪いで判断するのではなく、その子の個性を尊重しながら、病棟全体でしっかりサポートしていくことが大事なんですよね。
川:配属されてすぐの頃、飯田さんをはじめとする先輩方が「あなたも今日から“病棟の輪”の一員だよ」という雰囲気を作ってくださったのを覚えています。プリセプターは3~4年目の先輩が担当することが多いのですが、飯田さんは10年以上のキャリアがあるので、その点もすごく頼りになっていますね。
飯:とは言え、今は新人看護師にとってすごく恵まれた時代になりましたよ。私が新人の頃は直接指導してもらえる機会が少なくて「背中を見て学べ!」でしたから(苦笑)。
川:そうなんですね。でも当法人は、新人教育をはじめ、看護師としての末長いキャリアアップをサポートする仕組みや制度がしっかりしているので助かっています。
飯:私自身も昔から「指導」というものにすごく興味があったので、これからもっともっと勉強して、よりレベルの高い看護師教育に携わっていけたらと考えています。ところで、まだ数ヶ月ですが、今まで働いてきた中で「ここが一番成長したな」という思える部分ってありますか?
川:「わからないことが増えた」というところですね。成長…というか自信を感じています。
飯:どういうことですか?
川:最初は1から10まで何ひとつわからなくて、そもそも「何がわからないのかわからない」状態でした。でも今は、少しずつわかることやできることが増えてきて、その上で「具体的にどこがわからないか?」を理解できるようになってきたんです。「わからないことが増える」というのは、「わかることが増えた」の裏返しなんですよね。
飯:なるほど! すごくポジティブな捉え方ですね。そういった意識でこれからも取り組んでいただければ、すぐに一人前の看護師になれると思いますよ。
川:ありがとうございます! ぜひ今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします!

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