大腸ポリープには種類があり、治療が必要ないものもありますが、治療の対象となるものに「腺腫」というポリープがあります。大腸腺腫は日本人を対象に人間ドックで調べた統計では小さなものも含めると40代で1割程度、60代で2割から3割程度の人にみられると言われており珍しくない疾患です。
大腸腺腫は放置しておくとがん化する可能性があることがわかっているので、切除しておくことでその後のがんの発生を予防できるため積極的に治療することがすすめられています。
5mm以上の大きさになると切除がすすめられ、特に1cmを越える大きさの腺腫はがん化の危険性が高いと言われています。ポリープの時点で見つかるとほとんどのものが内視鏡で治療が可能ですが、放置して進行がんになってしまうと内視鏡で治療することが不可能となり外科手術が必要となります。
大腸ポリープは自覚症状がほとんどありませんので検査を受けて早期に発見することが重要です。検査には検診で行う便鮮血検査や大腸の内視鏡検査、注腸X線検査といったものがありますが、診断精度の高い内視鏡検査がすすめられます。
内視鏡的治療にも種類がありますが、当院ではそれぞれのポリープに対して適切な治療方法で対応しています。以下は、ポリペクトミーの1例です。
大腸腺腫は放置しておくとがん化する可能性があることがわかっているので、切除しておくことでその後のがんの発生を予防できるため積極的に治療することがすすめられています。
5mm以上の大きさになると切除がすすめられ、特に1cmを越える大きさの腺腫はがん化の危険性が高いと言われています。ポリープの時点で見つかるとほとんどのものが内視鏡で治療が可能ですが、放置して進行がんになってしまうと内視鏡で治療することが不可能となり外科手術が必要となります。
大腸ポリープは自覚症状がほとんどありませんので検査を受けて早期に発見することが重要です。検査には検診で行う便鮮血検査や大腸の内視鏡検査、注腸X線検査といったものがありますが、診断精度の高い内視鏡検査がすすめられます。
内視鏡的治療にも種類がありますが、当院ではそれぞれのポリープに対して適切な治療方法で対応しています。以下は、ポリペクトミーの1例です。
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1.通常光(赤い部分が大腸ポリープです)
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2.NBI(特殊光)
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3.NBI拡大
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4.色素散布
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5.スネアと呼ばれるワイヤーをかけます。
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6.切除直前
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7.切除後
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8.クリップ後(切除部位にクリップをかけて止血処理)
大腸ポリープ治療は術後の出血などの偶発症が起こることがあるため、当院では入院していただいて治療を行っています。