感染症を理解しよう!
感染症とは?
細菌やウイルス等の病原体が体内に侵入し、発熱や咳、下痢といった症状を引き起こした状態のことをいいます。
どのように感染するのか? ~感染経路を理解しよう~
感染経路には【飛沫感染】、【接触感染】、【空気感染】の3つがあります。
飛沫感染
【飛沫感染】とは、病原体を含む飛沫が咳やくしゃみ、会話で飛散し、粘膜より体内に侵入する感染経路のことです。
接触感染
【接触感染】とは、感染者から出る病原体を含む体液に触れた後、目や鼻等の粘膜を触れることで病原体が体内に侵入する感染経路のことです。
空気感染
【空気感染】とは、感染者から出る病原体を含む飛沫核※が空気中に浮遊し、その飛沫核を吸い込むことにより体内に侵入する感染経路のことです。
※飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発し内部の病原体が浮遊するもののことです。
※飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発し内部の病原体が浮遊するもののことです。
一般的な感染症とは?
飛沫感染を引き起こす病原体
「インフルエンザ」、「マイコプラズマ」、「百日咳」、「風疹(三日はしか)」、「流行性耳下腺炎(おたふく風邪)」などです。
接触感染を引き起こす病原体
「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「流行性角結膜炎」、「クロストリジウム・ディフィシル感染症」、「薬剤耐性細菌感染症」などです。
※飛沫感染、接触感染をともに起こす感染症もあります。(例えばインフルエンザなど)
※飛沫感染、接触感染をともに起こす感染症もあります。(例えばインフルエンザなど)
空気感染を引き起こす病原体
「結核」、「麻疹(はしか)」、「水痘(水ぼうそう)」だけです。
予防方法
感染症をどう予防する? ~感染経路別に理解しよう~
飛沫感染予防
正しいマスク装着を
飛沫感染においては、咳やくしゃみ等の症状のある人はマスク着用をしましょう。
(2歳未満のお子さん、呼吸器等に問題がある方々は着用しない)
(2歳未満のお子さん、呼吸器等に問題がある方々は着用しない)
接触感染予防
接触感染においては、手洗い、手指消毒を行いましょう。
手洗いは流水で20秒以上もみ洗いを行いましょう。
石鹸を使用することでさらに効果的となります。
正しい手洗いの仕方はこちら↓
動画「正しく学ぼう 手洗いのススメ!」
手洗いは流水で20秒以上もみ洗いを行いましょう。
石鹸を使用することでさらに効果的となります。
正しい手洗いの仕方はこちら↓
動画「正しく学ぼう 手洗いのススメ!」
空気感染予防
空気感染においては、換気をしっかり行いましょう。
また、感染者はマスクの着用を行いましょう。
また、感染者はマスクの着用を行いましょう。
さいごに ~優しさ~
感染予防を正しく理解することで、自分が感染するリスク、他人に感染させるリスクを減らすことが出来ます。また、規則正しい生活から免疫を高めることも感染予防、重症化リスクの軽減が出来ます。
しかし、どれだけ感染予防を徹底しても、日常生活にありふれる病原体を完全に避け感染症を100%予防することは出来ません。
そのため、感染症になってしまった人を誹謗中傷、差別など人を傷つけることを決してしないでください。
みな平等に人である以上、みな平等に感染症になるのです。
「優しさ」を持って接して上げてください。
しかし、どれだけ感染予防を徹底しても、日常生活にありふれる病原体を完全に避け感染症を100%予防することは出来ません。
そのため、感染症になってしまった人を誹謗中傷、差別など人を傷つけることを決してしないでください。
みな平等に人である以上、みな平等に感染症になるのです。
「優しさ」を持って接して上げてください。