涙道閉塞とは
涙は目の表面を潤すことで眼を保護する働きがあります。
黒目にいきわたった涙は、その後まぶたの縁に溜まりながら目頭の方へ移動します。移動した涙は、目頭にある小さな孔(涙点)から涙の排水管(涙点→涙小管→涙嚢→鼻涙管)に入り、鼻(鼻腔)へ排泄されます。
この排水管のどこかで異常が起こると、涙目(流涙症)が起こります。排水管が詰まった状態を専門用語で涙道閉塞といいます。
黒目にいきわたった涙は、その後まぶたの縁に溜まりながら目頭の方へ移動します。移動した涙は、目頭にある小さな孔(涙点)から涙の排水管(涙点→涙小管→涙嚢→鼻涙管)に入り、鼻(鼻腔)へ排泄されます。
この排水管のどこかで異常が起こると、涙目(流涙症)が起こります。排水管が詰まった状態を専門用語で涙道閉塞といいます。
症状
● 涙があふれ、涙で視界がぼやける
● いつも涙で瞼が濡れているので目の周りの皮膚が荒れる
● 眼鏡のレンズが曇る
● 化粧が落ちる
● いつも涙で瞼が濡れているので目の周りの皮膚が荒れる
● 眼鏡のレンズが曇る
● 化粧が落ちる
検査
● 細隙灯顕微鏡検査
● 涙管通水検査
● 涙道内視鏡
● CT
● 涙管通水検査
● 涙道内視鏡
● CT
手術
(涙道内視鏡下)涙管チューブ挿入術
● 涙の排水管(涙道)の近くの皮膚から局所麻酔します。また、後述するように鼻から内視鏡を入れるため、鼻にも麻酔のしみ込んだガーゼを入れて麻酔します。
● 実際に閉塞している部位を内視鏡を使用することで確認します。
● 閉塞している部位を水(生理食塩水)や器具を用いてきれいにし、再閉塞を予防するため最後にチューブを入れます。その際、実際に鼻の中へチューブが出ていることを確認するために鼻内視鏡で確認させていただきます。
● 実際に閉塞している部位を内視鏡を使用することで確認します。
● 閉塞している部位を水(生理食塩水)や器具を用いてきれいにし、再閉塞を予防するため最後にチューブを入れます。その際、実際に鼻の中へチューブが出ていることを確認するために鼻内視鏡で確認させていただきます。
涙道内視鏡の先端部
実際に挿入するチューブ
● チューブを挿入をした後は、定期的に通院していただき、生理食塩水を使用して涙道の清掃をさせていただきます。
● チューブに関しましては1~3ヶ月間留置し、その後チューブを抜去します。
● 抜去後も定期的に通院をしていただきます。
● チューブに関しましては1~3ヶ月間留置し、その後チューブを抜去します。
● 抜去後も定期的に通院をしていただきます。