診療科・部門

医療を要するお子さまとご家族に対して小児医療の現場で行われる保育士による保育と支援のことを「医療保育」と言います。入院や治療を受ける療養環境にあっても子どもたちが主体となり、成長・発達を促すことができるよう専門的な保育支援を通してお子さまとご家族を支えます。

保育士は入院や治療を受けるお子さまとご家族を応援し、医療を要する子どもたちが自分の力を最大限発揮できるよう保育の力で引き出します。
・入院中や治療を受けるお子さまの笑顔が少しでも増えるように、一緒に遊んだり楽しい時間を過ごせるように遊びを提供します。
・産科外来や産科病棟での活動もしています。妊娠期から産後のお母さまに育児の楽しさやコツをお伝えします。
・保育士直通の育児相談電話「パンダでんわ」で小さな疑問や悩みも解消できるよう支えます。
　ただし、即日対応できかねる場合もありますので、後日折り返し対応をさせていただきます。

医療におけるプレパレーションとは、入院、処置、検査について遊びながらお子さまへ説明し、治療に対する心の準備のお手伝いをすることです。

医療におけるディストラクションとは、処置や検査中に一緒に遊ぶことで痛みを和らげることです。
お子さまにとって苦痛となる処置や検査を乗り越えるお手伝いをします。